

<基本情報>
- 二季成り
- トゲあり(並)
- 大関ナーセリーで購入可能
熟した果実は酸味がほとんどなくソフトな食味。
甘み自体もそこそこあり、酸味がないせいで甘みの主張がとても強く感じられる。
香りも強く、独特の濃厚な風味が楽しめる上、癖がない。
非常に生食向けの味わいだといえるだろう。したがってAランクをつけた。
種感はあまり感じない。
【収量C】
一本の枝に実る果実数はそれほど多くない。
ただし、枝の発生数が多いのでそれらをうまく育てることができれば収量UPが見込めそうだ。
果実サイズは上の下程度はあり、上の画像のように500円玉サイズに迫るものも実る。
二季成りだがプリモケーン(1年枝)からはあまり量が取れない印象。
【育てやすさD】
あまり強健な品種とは言えない。
葉の枚数を維持できないとすぐに主枝ごと枯れ込んでしまう。
また、他の品種に比べてプリモケーンが大きくなりにくいという現象も見られる。
【総合評価B】
育てにくさと収量の少なさが足を引っ張っているが、生食した果実がとても美味しいのでBランクに。
枝が大きく育ちにくいのは肥料が足りていないせいかもしれないのでこれからは様子を見ながら液肥などを十分に与えるよう心がけていくつもりである。
コメント
コメント一覧 (3)
ナンタヘーラは以前低評価でしたが、今年は一気に果実の評価が上がったことに驚きました。
グレンアンプルも同じく果実A評価で最高品質とのことでしたが、ナンタヘーラと比べて甘味や風味にどんな違いがあるのでしょうか?
どちらを育てようか迷っているので、比較評価を参考にさせていただきたいです。
グレンアンプルは酸味もある程度あってバランスの取れた味です。
香りは普通程度で癖がありません。
対してナンタヘーラはほとんど酸味がなく甘さ一辺倒といった感じですね。
独特の香りがあって甘い風味が楽しめます。
どちらが甘いかというとおそらく甘み自体は同程度で、あとは酸味があるかどうかが比較点になると思います。
ありがとうございます!