今年はコガネムシ幼虫の被害が半端じゃなかった。
ちょっと葉の枯れが目立つなーと鉢植えをひっくり返してみると出るわ出るわゴロンゴロンと幼虫が

幼虫に食われた株は10月の半ば頃に地上部に目に見える影響が現れる。
ラズベリーは初期症状として不自然な枝葉の萎れが出るのでわかりやすい。
水をちゃんとやっているのに萎れが見られたら赤信号だ。
その後、下葉から枯れ落ちていき、次いで枝も先端から茶色くなっていく。この辺はほとんどの植物に共通のようだ。
根がなくなるので水分を枝葉に取り込めなくなり、剪定した枝葉が枯れていくのと同じように見た目が変化していくのだろう。

症状が出た段階で、地下部では根が食い尽くされているということがほとんど。
経験上特にラズベリーは気づいたときには徹底的に食い尽くされて再起不能になるパターンが多かった。
今年はサマーフェスティバル、ヒンボートップ、ワインダーイエローなどの品種が息を引き取った。(ヒンボートップいくらしたと思ってるんだ(怒))
偶然かもしれないがブルーベリーは根が緻密故か、少し葉が枯れてきているなと思いひっくり返してみると、一部が食われているのだが、幼虫を取り除いて植え直せば復活可能な状態のものが多かった。
しかしブルーベリーは根鉢の固くなっているところの内部にも幼虫が入り込んでいるためほじくり出すのに一苦労だ。
コガネムシは植物の根本に卵を産み付けるらしく、根鉢の中心部にも幼虫が入り込んでいることがある。




今年も大関ナーセリーから(懲りずに)いくつかの苗を購入した。

今年購入したもの
ヴィンテージレッド(ラズベリー)
ナンタヘーラ(ラズベリー)
プライムアークトラベラー(ブラックベリー)
プライムアーク45(ブラックベリー)
ケストラル(サザンハイブッシュブルーベリー)
フロリダスター(サザンハイブッシュブルーベリー)
オニール(サザンハイブッシュブルーベリー)

送料込みで18000円なり。大関が魅力的な品種を揃えるせいで毎年出費がかさむ・・・。
しかしブルーベリーはとりあえずこれで打ち止め。夏が比較的温暖な地域なので初めからサザンハイブッシュを買っておけばよかった・・・。
来年からはラズベリーとブラックベリーの新品種のみの購入になるだろう。もし出ればだが。

やはりこれだけ買うと庭のスペースがどんどん狭くなってくる。現在いっぱいいっぱいの状態だ。
というわけでいくつかの果樹の整理を行った。

リストラしたのは以下の果樹。
多胡早生(クワ)
クサイチゴ(木苺野生種)

これでクワと木苺野生種はすべて整理したことになる。さようなら
あとは上記のコガネムシに食われて枯死したワインダーイエロー、ヒンボートップ、サマーフェスティバル。
ボイセンベリーの株が複数あったので内2本を整理。

そして今日マンゴーを家の中に入れた。

これでかなりスペースが空いた。
いや大関から買ったのを考慮するとほとんどプラマイゼロか?

最近気づいたのだがある程度鉢が大きくないとその植物のポテンシャルを発揮できないことがわかった(常識?)ので8号鉢を大量に置くのはやめて10号鉢の少数精鋭で行くことにした。
世間的にはこれでも小さい方かもしれないがこれ以上大きくすると気軽に移動できないし、今までの生育を見ていると10号でも十分なパフォーマンスが期待できると感じたのでこの大きさにした。
今まで使っていたスリット鉢は引き続き使っていくが、これからは不織布ポットに移行していくつもりだ。


そんな感じです。