IMG_20190609_124137キャリー
マンゴー「キャリー」(3年生)。満開状態。匂いがすごい。
この木は昨年の冬にも花を咲かせている。そして初夏に入ると本格的に開花し始めた。去年の秋に根っこの2/3をコガネムシの幼虫に食べられてしまったことが関係しているのかもしれない。
危機を感じて子孫を残すために花を咲かせたとか。ありそうな話だ。
もしくは根が少なくなったことで水の供給が減ってそれが開花につながったか?
とにかくマンゴーの木の中で一番小さいキャリーだがこのまま結実してしまいそうな雰囲気である。


IMG_20190609_124230マリカ
こちらはマンゴー「マリカ」(3年生)。春に根と幹を短く切り詰めて植え替えを行った株である。
花が咲いているところを見るとやはり根を部分的に失うと花をつけることに繋がるらしい。
こちらも小さい株ながら花の中に丸いものが見えるのでもしかしたら果実が育つかもしれない。

ちなみにキャリーとマリカは、熱帯果樹を専門に扱っている「ゆす村農園」から購入した。
画像のように極太の枝に接ぎ木された苗木が送られてくる。


IMG_20190609_124425トリクラ
ブラックベリー「トリプルクラウン」の花。白い。
ブラックベリーの花は白かピンクなのだが、私の知る限り、ピンクの花を咲かせるのは「オセージ」と「ソーンフリー」だけである。他の品種はすべて白い花をつける。品種同定の参考にして欲しい。


IMG_20190609_124520カスケード
気になる人が多そうなファンタジーレッド(カスケードデライト)(1年生)
以前の記事で先端からの枯れ込みが発生していることを書いたが、思い切って短く切り詰めたらそれは治まったようだ。

最近問題視しているのは葉の色が全体として黄色に近くなってきていて、縁の部分も茶色くなっているということである。
これは以前からジョンスクエアーによく見られるものと同様の症状だ。
原因は定かでないが可能性として考えられるのは、果実をつける時期に入ったのに根を十分に張ることができず栄養不足に陥っているということだ。
ファンタジーレッドは未だにシュート(新しい枝)が生えてきていない。そのことも根が張れていないとしたら納得できる。
根が張らない理由として一番に考えられるのは土の過湿だが、地植えなうえ、他の地植え品種と同じように育てておりほとんど水やりなどしたことはない。5月の間、特に雨が多かったわけでもないし・・・。
カスケードデライトやジョンスクエアーといったラズベリーの一部の品種は過湿に非常に弱いのかもしれない。
対策として試しにマルチを外してみようかな・・・。
ファンタジーレッドの続報はこちら


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カスケードデライトの果実。
木の状態をよそに果実はいかにも大きくなりそうな風体をしている。
しかしこのままでは木自体が枯死してしまう可能性がある。
結構な数が着果しているのである程度摘果したほうがいいかもしれない。
兎にも角にも新しい枝が生えてくれないと困る。
なにせ12500円の品種だ。そう簡単に失うわけには行かない。

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ユズ「多田錦」(2年生)。
去年の秋の台風時、海から飛んできた塩水で葉が全部落ちて一時丸坊主になってしまった多田錦。
しかし春から初夏にかけて新葉を展開。なんとかここまで盛り返した。
今度塩水が飛んできたら即座に水で洗い流してやらなければ。
それにしても塩害の損失は大きかったはずだ。なにせ冬の光合成をまるまる逃してしまったのだから。
むしろよく復活したと褒めてやりたい。
これからは順調に育ってくれることを願うばかりである。