IMG_20190612_103002フリーダム
大きいもので一円玉の2倍サイズ(長さ4cm程度)のものが採れた。

※この評価は冬に移植を行った2年生の木のものです

【果実C】
ジューシーで口当たりがよい。ただ他のベリーや一般的な果物に比べると甘味が少なく良く言えば淡白、悪く言えば薄味である。酸味は程よくバランスは取れている。香りは少し物足りなさを感じた。ブラックベリー特有の苦味はマイルドで食べやすい。見た目はベリー特有のつやつやした宝石のような美しさがある。果実サイズが大きいので食べごたえもある。
※冬に植え替えを行ったのと、葉の枚数が少ないので本領を発揮できていないかもしれない。しかし現時点ではこの評価にしておく

【収量C】
これも上記の理由であまり伸びなかったようだ。そもそも枝の本数が少ないためなんとも言えない部分があるが、それにしても着果数は少ない。一果房に2~3個程度しか実らなかった。果実サイズはブラックベリーの中ではトップレベルに大きい

【育てやすさC】
問題となる病害虫はホコリダニ、ヨトウムシ、キンモンガである。これはベリー全般に言えることなのだが、対策が必要となる。また他のブラックベリーに比べて側枝の付け根が弱く、強風や鳥の接触によって根本から折れやすい。側枝が折れると収量が一気に減るので対策が必要。側枝ごとに支柱を立てたり、トレリスに誘引したりして備えなければならない。
トゲがないので扱いやすい。

【総合C】
プライムアークフリーダムは大関ナーセリーで購入できる比較的新しい品種である。二季成り、トゲなし、大果という魅力的なスペックを備えている。

しかし今回収穫した果実の品質はあまり良いものとは言えなかった。甘味が少ないのは致命的だ。大関ナーセリーでは甘味レベルが星5という評価だがおそらく酸味の少なさ故に甘く感じるということなのだろう(単純に私が収穫したものが味が乗らなかったということも考えられるが)。

また、個人的に一番気になったのは側枝の折れやすさである。風が強い地域や台風の時などは対策しないと果実が全滅ということもあり得る。他のブラックベリーはこうはならない。ハイスペック品種の思わぬ落とし穴だ。育てるときは注意して欲しい。油断していると画像のようになる。
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現時点での個人的な評価はあまり高くないが、果実品質や収量はまだまだポテンシャルを残していると思われる。また、秋果がどのようなクオリティになるかわからないのでそれも含めて今後に期待したい。