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これはかなり小さい果実(直径1cmくらい)。うまく育てればこれの2倍くらいにはなる。
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左が正常に生育した株。右のはほとんど枯れかけている。おそらく過湿による根腐れ。

【果実C】
甘味こそ少ないものの独特かつ癖のないの風味が楽しめる。ぎりぎりまで熟させると風味が増してまあまあ美味しくなる。見た目はトビウオの卵が集まったようでかなり綺麗。プチプチとしたタネの食感も個人的には好き。
【収量E】
果実サイズが小さい。うまく育てればある程度まで大きくなるが、最大でも一般的なラズベリーのサイズの小さい方のレベル。着果数も少なく、鉢植えではまとまった量を得るのは難しい。
【育てやすさC】
野生種の例に漏れず気難しい性質。土の状態や気候によって生育度合いが大きく変化する。また、それに従って果実の大きさや味も変わりやすい。耐暑性については当地の暑さには耐えた(37℃)。小さいが鋭いトゲが鬱陶しく、作業に若干手間がかかる。あまり大きくならず地上50cmくらいのブッシュになるので場所はとらない。害虫はカイガラムシくらいで被害は無視できる程度。気になる場合は冬期の葉が落ちているときに石灰硫黄合剤かマシン油乳剤を散布するといいだろう。
【総合C】

<クサイチゴの特徴>
  • 果実の見た目が綺麗
  • トゲは細かいが鋭く手や手袋に引っかかりやすい
  • 花は白色
  • 矮性で地上50cmくらいにしかならない
  • 葉が柔らかく強風で損傷しやすい

以前、クサイチゴについてあまり美味しくないという評価を書きましたが、今日果実を食べてみたところ意外とイケるかもと思い直しました。
栽培品種(いわゆるラズベリー)と比べるとベクトルが違う味なので、それだけで一応価値があると言えます。
ただ、やはり薄味であることは否めず、少しでも濃い味を楽しみたい場合は育て方を工夫する必要があります。
個人的な経験なのですが、クサイチゴは実が小さいほうが味が濃厚になります。逆にうまく育って大きな実をつけたときは大味になります(なぜ?)。
美味しいのを食べようとするとますます収量が減るわけで、今年などはろくに収穫できませんでした。ほんとに味見程度。(別に狙って小さい実を作ったわけではないのですが(笑)。)
たくさん集めてジャムにしたら一風変わったものが出来上がるのではないかと夢想するのですが、現状その夢はかないそうもありません。